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KJ00004246529.pdf | | 1226Kb | Adobe PDF | View/Open |
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Title | : | 時間的説明を含む発話における接続表現 : 「あとで」を中心に |
Title alternative | : | Conjunctions in Japanese Learners' Speech Including Explanation of Time : Focused on atode |
Authors | : | 袴田, 麻里 |
Issue Date | : | Feb-2001 |
citation | : | 岐阜大学留学生センター紀要 = Bulletin of the International Student Center Gifu University AA11584135 2000 64 75 |
Abstract | : | 岐阜大学留学生センター日本語研修コースで研修期間中と修了後に実施したOPIの発話データをもとに,初級から中級の日本語学習者(以下学習者)の時間的説明を含む発話における接続表現の使用状況を調査した。本稿は,その結果を今後の初級,中級学習者への指導に活用することを目的とする。調査の結果,(1)「~て」「~とき」「あとで」を多用,(2)「~て」はほとんどが正用,(3)「~てから」「それから」の使用頻度は非常に低い,(4)「あとで」は出現したほとんどが誤用,(5)「~まえに」には誤用が見られない,ということが分かった。学習者が「~てから」「それから」よりも「あとで」を用いたのは,語そのものに意味を持つ「あとで」のほうが概念的に理解しやすいためだと思われる。また,「~まえに」では誤用が見られず「あとで」に誤用が多く見られたのは,学習者が語彙的手段に頼り過ぎた談話展開をしたためだと考えられる。 |
Type Local | : | 紀要論文 |
URI | : | http://hdl.handle.net/20.500.12099/3368 |
Appears in Collections | : | 2000
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