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Title :提案から同意に至る会話の分析 : 日本語母語話者と日本語非母語話者の課題解決を目指す会話データを基に
Title alternative :An Analysis on the Conversation of Making Proposal : Based on the Discussion among Native-Japanese Speakers and Non-native-Japanese speakers
Authors :野原, 美和子
藤江, 希子
宮谷, 敦美
Issue Date :Mar-2002
citation :岐阜大学留学生センター紀要 = Bulletin of the International Student Center Gifu University
AA11584135
2001
31
45
Abstract :本稿では,課題解決型の話し合いにおいて,ほとんど面識のない日本語母語話者(NS)と日本語非母語話者(NNS)がどのように提案をし,同意に至っているのか,その過程と言語表現に着目して分析した。その結果,提案から同意に至る会話の流れの型には,提案の発話から始まるものと,意見要求など何らかの前置きをした後に提案を行なうものの,2つのパターンが見られた。会話の流れと提案の表現形式との関連を見ると,提案の発話から始まるものは直接的な表現が多用されていたが,前置きの後に提案をする場合には,相手に判断を求める表現や断定を避ける表現,可能性を示す表現が用いられており,より例示的,暗示的な表現を用いる傾向があった。また,話している内容と会話の流れの型にもある一定の傾向が見られた。写真の分類など意見の一致が容易でありそうな場合には,提案の発話から始まるものが多かったが,会話参加者の意見の一致が難しい場合やこれまでの話の内容とは全く異なる提案を行なう場合には前置きから提案を行なうという流れが多かった。また,会話者の人間関係と会話の流れとの関連を見ると,初対面の会話参加者の場合,上下関係や指示系統が確立されていないためか,決定を促したり行なったりする流れは見られず,会話参加者が協力して提案や理由述べを行なっていた。これは,初対面の場合,参加者間の関係が明確でないため,できるだけ良好な雰囲気で会話を進め,より良い人間関係の構築を目指そうとしているためではないかと考えられる。
Type Local :紀要論文
URI :http://hdl.handle.net/20.500.12099/3383
Appears in Collections:2001